病気や障がい、経済的困難を
抱える子どもと家族が、
夢を持ち、笑顔で暮らせる
社会を作りたい
子供プラス未来は、そんな想いで2018年に活動をスタートしました。
千葉県松戸市を中心に活動し、「子ども食堂」や病気や障がいのある児童・家族を無料で旅行に招待する「こどみらツアー」などの活動を通じて、
子育て世帯の支援や慢性疾病児・障がい児ときょうだい・家族の支援を行っています。
子ども食堂を通じて子育て支援・食品ロス解消に取り組み、地域・企業と連携して子どもの貧困・食品ロス等の社会課題を解決する
病気や障がいのある子ども・児童の余暇を充実させ、子どもと家族の夢やチャレンジを実現する
病気や障がい・経済的困難を抱える子どもと家族が、夢を持ち、笑顔で暮らせる社会を作る
各事業の紹介 – 現地レポートなど最新の活動状況はSNSや活動ニュースにて更新しています。
こども食堂
日本の子どもの7人に1人が貧困状態にあるという「子どもの貧困」を解決する取り組みとして、無料または低額で子どもが一人でも行ける「子ども食堂」があります。子ども食堂は子育て世帯の支援・地域交流の拠点として活動が広がり、その数は2022年3月現在、全国で約6000カ所にのぼります。子供プラス未来では千葉県松戸市の六高台と本町地域で子ども食堂「こどみらカフェ」を、東葛地域でキッチンカーで移動する子ども食堂「こどみらフードキャラバン」を開催し、行政や地域組織と連携して子ども食堂を運営すると共に、地域社会の子ども食堂への理解向上・普及に取り組んできました。また、2022年からは食品ロス対策と子ども食堂をかけ合わせた「こどみらマルシェ」を2021年12月よりスタートし、パン屋や商店・百貨店・企業から期限切迫品などの提供をうけて子育て世帯に無料で提供する活動を行っています。
病気や障がい児支援、きょうだい・家族支援
医療のエキスパートである薬剤師という強みを生かして、病気や障がいのある子どもやきょうだい・家族の「色々な経験をしたい」「楽しい思い出を作りたい」「夢をかなえたい」といった思いを、地域の医師や看護師などの医療職と連携して実現します。 病気や障がいのある子どもと一緒にディズニーや軽井沢・富士山旅行にチャレンジする「こどみらツアー」や、自宅で全国のグルメを楽しむ「こどみらグルメツアー」、五感を刺激して子どもの発育に寄与するスヌーズレンを自宅で楽しむ「おうちスヌーズレン」等の活動を地域のボランティアと一緒に行い、病気や障がいのある子どもときょうだい・家族を支援すると同時に、事業を通じてインクルーシブな社会の実現に寄与します。
理事長
尾崎 秀子
(おざき ひでこ)
この世に生を受けたすべての子供たちは病気、障がい、貧困などを抱えていても人間として尊厳を持ち、幸せに生活する権利を持っています。
しかし、現在の医療保障や社会保障などの公的制度ではそのような子供たちの生命や生活の保障はできても、その質の向上までは賄いきれない現実があります。
今回、この法人を立ち上げました大きな目的はこの公的制度では埋めきれない事案を民間団体として支援していきたいと考えたからです。
本来、子供は楽しく学び、遊ぶことにより成長し、多くの文化や芸術に触れることにより夢を持つことができると考えます。これらの体験を持つことが難しい子供たちに、それらが安全に安心してできる時間や場所を提供することにより、夢を届け、心豊かな成長を見守りたいと思っております。
また、そのような子供たちの支援をしたいと考えているボランティア精神をお持ちの方へのマネジメントも行ってまいります。
この法人活動を通じて病気、障がい、貧困などに立ち向かっている子供たちの笑顔に出会える事を切に願っております。
事務局長
紅谷 歩
(べにたに あゆむ)
2016年にスタートした子供プラス未来(こどみら)の活動も2022年で7年目に入りました。
子ども食堂や病気・障がいのある子どもを対象とした「こどみらツアー」も今では行政や地域の様々な組織・企業と連携した活動となり、繋がっている子育て世帯の数は年々増え続けています。
子ども食堂の活動はコロナ禍で支援が必要な子育て世帯が増える中、地域の自治会・町会と連携したキッチンカーで食事を提供する「こどみらフードキャラバン」や松戸市内の薬局と連携した「こどみらフードパントリー」を開催するなど、社会情勢にあわせて活動の幅を広げてきました。
こどみらツアーにはこれまで70名以上の子ども達が参加し、家族やボランティアと一緒に沢山のチャレンジをしてきました。初ディズニーでの子ども達の笑顔、酸素ボンベを引っぱって力強く富士山を登る未就学の子、初めての登山で標高3300mまで頑張ったきょうだい私自身もツアーにご一緒させて頂く中で沢山の子ども達の笑顔・チャレンジする姿に出会い、心を動かされ、また、多くの事を学ばせて頂きました。
2022年に入ってからは地域の様々な組織・企業と一緒にSDGsの目標達成に取組む事に力を入れ、食品ロス削減と子育て世帯の支援を掛け合わせた「こどみらマルシェ」や病気や障がいの有無に関わらずみんなでスポーツや芸術を楽しめる「こどみら筑波山ツアー」「こぐま座人形劇」をスタートしました。
これからも地域の皆さんと一緒に子ども達を支援し、見守りつつ、様々な社会課題の取り組んでいきたいと思います。